活動背景と目的Objective
日本には100年以上の社歴を有する企業が3万社以上存在するといわれ、
そのほとんどは、同族企業、いわゆるファミリービジネスです。
ファミリービジネスは、一般的な公開上場企業とは異なる経営形態・経営原理を持つと見られる一方、その多くが上場大企業に比べれば小さな企業規模にとどまるため、日本では永年「同族企業」あるいは「中小企業」という安易で偏った分類がされ、非公開ゆえの経営不透明性、小規模ゆえの弱小劣後経営形態、と言うネガティヴな捉え方で理解されがちでした。 この研究所は、会員のために、ファミリービジネス経営に特有の諸課題とその解決策、地域社会との連携の在り方などに関わる情報・ノウハウを共有する「場」を提供することを目的に、以下の活動を行っています。
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ファミリービジネス学会をはじめ、大学などの研究・教育機関との連携によるファミリービジネス経営研究とその経営に関わる人財の育成
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ファミリービジネス経営のケース・スタディ作成
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中央・地域の公的機関、地域金融機関、他の社会活動機関等との協調による、地域ファミリービジネスを核とした地域振興活動の実践
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会員間のコミュニケーションとネットワーキング
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「経営塾」や地域セミナーなどを通じた情報共有の「場」作りとファミリービジネスに関する「知」の共有化
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ファミリービジネス経営に関する情報発信(会員向けニュースレターなど)
研究所概要About us
設立 | 2008年09月 |
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改組 | 2013年09月 |
本部住所 | 〒103-0022 東京都中央区日本橋室町1-13-1 DKノア4階 |
過去の主な活動実績Record
- ファミリービジネス経営者、ファミリービジネス研究家、経産省・観光庁関係者、アジアの有名ビジネススクールであるHKUST、AIMのディーンなどを講師・パネリストとして招聘。本部に於けるシンポジウムを継続的に開催。
- 経産省地域経済産業Gとの共同調査、受託事業の実施(2009年~2011年)
- ファミリービジネス研究所本部による「場」作りとして、「経営塾」を開催(2012年〜)
- 「プラチナ構想ネットワーク」、「地域の魅力研究所」、「香川大学大学院地域マネジメント研究科(ビジネススクール)」と連携した地域振興活動(ヴィジョン・人財育成・リーダーシップ啓蒙等)を大分、会津、高松にて展開
研究所定款Articles of Incorporation
ファミリービジネス研究所の定款です。ご一読下さい。